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国際宇宙ステーション(ISS)構築のための資材、施設の運搬、滞在員の送迎等の目的のために、1981年より打ち上げられてきた米国NASAのスペースシャトルは、今年の6月の134回をもって退役することから、退役後はその役割を日欧露で分担することになっております。その役割を担うべく開発された「こうのとり2号」を搭載したH2B2号機が宇宙航空研究開発機構(JAXA)によって今日午後2時37分に打ち上げられ成功しました。

「こうのとり2号」に積みこまれている、ISSに滞在する宇宙飛行士の食料や生活用品、日本の実験棟「きぼう」で使う実験機器、種子島の水道水から精製した飲料水80kg等は、1月27日頃にISSにドッキング後ISS搭乗員によって順次ISS内へ移送され、同時にISS内に溜まっていた廃棄物を「こうのとり2号」に運び込むことになっております。

そして、「こうのとり2号」は使い捨てタイプで、最長60日滞在した後、更に発生した廃棄物を積み込んでISSから離れ、大気圏に再突入して燃え尽きることになっております。そう思うと、はかなさを感じますが、日本にはまだスペースシャトルのように地球に帰還させる技術が確立されておらず、例え確立されたとしても使い捨てタイプの方が再利用型より経済的と見込まれているようですので止むを得ないことと思います。

しかし、1回の打ち上げに要する費用が、H2Bの打ち上げ費約150億円、こうのとりの機体製造費約140億円等、約300億円もすることから、仕分け対象にすべきとの意見も有りますが、数千億円もかけてISS内に建設した日本の実験棟「きぼう」を無駄にしないためにも、またISSの運用に関する国際間の取り決めを履行するためにも対象とすべきではありません。

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