5月13日に開設
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75年前に強酸性河川の酸を希釈目的で田沢湖に放流したために田沢湖で絶滅したはずのクニマスが生息していたことが昨年末、京大・中坊研から日本魚類学会に提出された研究論文によって確認され大きな話題になっております。
中坊研には一昨年、私が釣ったメバルの品種鑑定をお願いしてお世話になりましたので、中坊教授は存じております。彼はメバルが生殖隔離した3種からなることを世界ではじめて、DNAを解析手段とする膨大な実験結果から見極めたことで知られており、当サイト雑感記でもその成果を取り上げております。 今回は、中坊教授自らサカナくんと一緒に西湖で昨年3月に生獲りしたクニマスらしき魚を、本物の標本クロマスがホルマリン漬けのためDNA鑑定が出来ないため、同棲していたヒメマス等の比較分類学の手法を駆使して8ケ月をかけて解析して研究論文に纏め認められたわけです。 西湖の漁師さんたちは、実は本物のクニマスをヒメマスが婚姻色で黒くなったものと思い違いしクロマスと勝手に名付けていたようです。深い田沢湖の150m付近で生きていたクニマスが40m前後の浅い西湖で奇跡的に生き続けられたのは富士山からの冷たい地下水によるのではとの中坊教授説に改めて霊峰富士の恵みを感じました。 サカナくんからヒメマスを捕獲して送るように頼まれたのに、何故か敢えて滅多には獲れないクロマスを送ったことがこの画期的な大発見をもたらしました。クロマスが不味くて食えないからだったかもしれませんが、懸賞金の500万円はこの漁師さんに上げるのが妥当でしょう。 PR |
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